池田エライザ 映画監督デビュー マルチな才能また、主要キャストはオーディション

[ 2019年3月8日 05:00 ]

映画監督デビューが決まった池田エライザ。「裏方は花形」と意欲も十分
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 モデルで女優の池田エライザ(22)が映画監督デビューする。今夏、男子高校生2人の心の葛藤を描く作品(タイトル未定)を撮影する。“池田監督”は「私だから作れる映画にしたい」と意気込んでいる。

 作品は福岡県田川市を舞台にした高校3年生の夏休みの物語。現在はプロットが完成した段階。構想では、地元に残るか都会に出るか、将来はどう生きていくかなど10代ならではの心模様を描く作品となる見込み。製作会社「映画24区」の映画「ぼくらのレシピ図鑑」シリーズの第2弾として来年公開される。

 以前から「監督をやりたい」と公言。「裏方は花形だと思う。表に顔の出ない仕事にも興味があるのでうれしかった」と話した。

 ヒロインなどの主要キャストはオーディションで選ぶ。12〜19歳の男女を募集し5月までに全国5都市で面接会を開催。起用するかどうかは池田が判断する。「大事なのはやっぱり人間力。ビジュアルの時代じゃない」と出会いに期待している。

 ◆池田 エライザ(いけだ・えらいざ)1996年(平8)4月16日生まれ、福岡県出身の22歳。父が日本人、母がフィリピン人のハーフ。09年に「ニコラ」モデルオーディションでグランプリ。女優としては15年の映画「みんな!エスパーだよ」でヒロイン。5月24日公開の「貞子」で主演を務める。1メートル69、血液型B。

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