「ザ・プロディジー」キース・フリントさん、49歳で死去 自殺か?

[ 2019年3月4日 21:21 ]

死去した「ザ・プロディジー」キース・フリントさん(AP)
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 英国のエレクトロ・ロックバンド「ザ・プロディジー」のボーカル、キース・フリントさんが同国の自宅で亡くなったことが分かった。49歳だった。複数の英メディアが報じ、バンドの公式ツイッターでも悲報が伝えられた。

 報道によると、フリントさんは現地時間4日朝、エセックス州ダンモウの自宅で亡くなっているのを警察によって発見された。事件性はないという。

 バンドの公式インスタグラムではリーダーのリアムが自殺であったと明かしている。また、公式ツイッターでは「大きなショックと深い悲しみを持って、我々の兄弟であり、最高の友であるキース・フリントの死を確認しました。真の開拓者であり、革新者であり、そして偉大な人でした。とてもさみしい」と追悼している。

 フリントさんは1990年、リアム・ハウレット(47)らとともに「ザ・プロディジー」を結成。94年のセカンドアルバム「ミュージック・フォー・ザ・ジルテッド・ジェネレーション」が全英1位に輝き、97年にリリースした3枚目のアルバム「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」は全世界で1000万枚を超えるヒットとなった。昨年11月には2年ぶりの新作「ノー・ツーリスツ」を発表したばかり。フリントさんは個性的なヘアスタイルでバンドのフロントマンを務めた。

 93年に初来日。フジロック、サマーソニックなどでもステージを披露した。

 フリントさんは最近、オーストラリアツアーから戻り、5月に米ツアーを行う予定だった。

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