ISSA 2018年は「感謝の1年」 大ヒットは「たまたまうまいこと引っかかった」

[ 2019年3月4日 19:30 ]

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/第24回AMDアワード」授賞式に登壇したDA PUMPのISSA
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 昨年「U.S.A.」の大ヒットで再ブレークを果たした男性7人組ダンス・ボーカルユニット「DA PUMP」が4日、都内で行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’18/第24回AMDアワード」授賞式に出席。優秀なデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する同アワードで「U.S.A.」がAMD理事長賞を受賞した。

 「U.S.A.」は昨年4月に発売され、わずが4カ月で動画の再生回数が1億回を突破。現在では1億6000万再生を誇る。昨年末の「第60回輝く!レコード大賞」で優秀作品賞と特別賞を受賞。「2018年年間USEN HIT ランキング」でも、J−POP部門1位を獲得するなど大ヒット。90年代に流行したユーロビート曲をEDMにアレンジし「いいねダンス」や90年代のM.C.ハマーの横歩きを取り入れたステップのMVは一大ムーブメントとなり、大ブレークを果たした。昨年末の歌番組を総なめにし、“2018年を代表する国民的ダンス曲”として表彰された。

 ISSA(40)は「皆様のお力あっての賞。いつも応援してくださる皆様がいるから頑張り続けることができる。これからもどんどんいろんな曲を、そして、日本を元気にできるパフォーマンスを目指し、頑張りたい」と喜び。「昨年は『U.S.A.』という楽曲に出会って、いろんな方に支持をいただいたことがいろんなことで実を結んだ。こういう賞もいただけたことですし、本当に感謝の1年だった」と大ブレークの2018年を振り返り、「今年はそれをお返しできるようにいろんなところにライブで行けるようにしていきたい。僕らは僕ららしく、いつまでもパフォーマンスできることを目指したい」と前を向いた。

 大ヒットの要因を改めて聞かれ、ISSAは「僕たちがやっていることは何も変わらない。皆様にたまたまうまいこと引っかかっただけ」。YORI(39)は「普段やっていることにプラスα、ちょっと色付けをしたのが多くの皆さんに届いたのかな。“いいねダンス”にしてもそうなんですけど、皆さんのやりやすい動きだったり、皆さんが目に留まるような動きを考えて作ったのはポイントになっているかな」と分析した。この1年での環境の変化については「そんな大きく変わったことはないですね」とKIMI(35)。「皆さんに話題にしていただいて、でも、やっていることは変わらない。より多くの人たちに楽しんでもらうことが僕らのテーマ。根本は変わらないです」と話した。

 同アワードでは、大賞/総務大臣賞をNHKのバラエティー番組「チコちゃんに叱られる!」が受賞。優秀賞は「モンスターハンター:ワールド」「メモの魔力 The magic of Memos」「キズナアイ「TBSラジオ」「さけるグミVSなが〜いさけるグミ」「おっさんずラブ」「N高等学校」「カメラを止めるな!」が選ばれた。また、審査員特別賞には、覆面2人組のクリエイティブユニット「AmPm」(アムパム)、江並直美賞(新人賞)には「パラデル漫画」で「パラデル漫画家」として活動するお笑いコンビ「魂の巾着」の本多修(35)がそれぞれ選出。授賞式には、映画「カメラを止めるな!」で主演を務めた濱津隆之(37)も出席した。

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