西郷どん最終回に視聴者涙、薩摩ことばでネット反響「泣けもした」「おやっとさあ」 予想外のラストも話題

[ 2018年12月16日 20:56 ]

「西郷どん」で西郷隆盛を演じる鈴木亮平(C)NHK
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 俳優の鈴木亮平(35)が主演を務め、西郷隆盛の生涯を描いたNHK大河ドラマ「西郷どん」(日曜後8・00)は16日、15分拡大で最終回(第47話)を迎えた。放送開始当初から「薩摩ことば」にこだわった脚本が話題になり、西郷役の鈴木、大久保利通役の瑛太(36)らキャストの熱演が視聴者を魅了。インターネット上には放送終了を惜しむ声があふれた。

 最終回の副題は「敬天愛人」。西郷隆盛(鈴木亮平)は西南戦争で残った兵士と共に包囲網を突破し、薩摩の城山に到達するが、形勢は圧倒的に不利。そのころ、西郷従道(錦戸亮)は、片足を失い政府軍に投降した西郷の長子・菊次郎(今井悠貴)を西郷家に連れて帰る。政府軍総攻撃の前日、大久保利通(瑛太)は降伏すれば西郷の命を助けると指令を出すが、西郷は拒否。城山から最後の戦いに向かう。そして、糸(黒木華)は夫・西郷の真意を息子たちに語り始める…という展開だった。

 放送中からSNSなどネット上では「西郷どん」関連ワードが急上昇。「西郷どん、終わってしまったー」「泣けもした」「悲しいんだけど、明るかったなあ」「歴史は変えられない!西郷どん、おやっとさあ(お疲れ様)!」「感無量。賛否両論あるけど、涙が止まらなかった」「47話ではなく50話見たかった」「糸さんが子供たちに語りかけた言葉、涙腺崩壊」「日本のためにと冷酷な策を取ってきた大久保だけど、最期は大久保正助さあだったね…。グッときました」などの書き込みが相次いだ。

 最終回では終盤にオープニングのタイトルバックが西郷と大久保の回想シーンとともに流れる展開。そして迎えた“予想外”のラストシーンは「うわ、そうきたか!」「史実の流れだと…」「タイトルバックで終わるのかと思ってた」「ラストまで見届けました」といった反響があった。

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