ハローキティ ユーチューバーデビュー!「ハローっていうのに、ずっと憧れていました」

[ 2018年8月30日 08:00 ]

ユーチューバーとしてデビューしたハローキティ(C)’76, 18 SANRIO(株)サンリオ
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 ハローキティが30日からユーチューバーとして活動する。ユーチューブに「ハローキティチャンネル」を開設し、オリジナル動画を配信。キャラクターが配信者になる「バーチャルユーチューバー(Vチューバー)」が急速に増える中、世界的人気者が新規参入することで勢いに拍車がかかりそうだ。

 ユーチューバーになるキティは3DCGで描かれ、かわいらしい声で日本語を話す。好奇心旺盛な性格を生かして様々なチャレンジ企画を通じて、「自分らしく生きてほしい」というメッセージを届けていく。国際的な社会、教育問題などへ目を向けた取り組みも行う。キティは「ユーチューブで“ハロー”っていうのに、ずっと憧れていました。ドキドキや不安もあるけど、自分らしくやりたいことをキティの言葉で発信していきます」と意欲満々。PR事務局によると、来年で誕生45周年を迎えることから、改めてその魅力を発信していくために「キティが自らデビューを志願した」という設定だ。

 Vチューバー市場は急成長中。Vチューバーのランキングサイトを運営する「ユーザーローカル」によると、キャラクターの数は今年1月に約200だったのが、7月末には4000を突破し半年前の20倍に膨らんだ。一番人気の美少女キャラクター「キズナアイ」のチャンネル登録者数は214万(29日現在)でAKB48のチャンネル登録者数と匹敵する規模。ガチャピンやくまモンら国民的キャラクターらの参入も相次いでおり、「アニメ、漫画、ゲームを越える市場に育つ可能性がある」と言われている。

 レディ・ガガ、ケイティ・ペリー、マライア・キャリーら海外セレブからも愛されるキティは「KAWAII」文化の代名詞で海外でも知名度は抜群だけに、日本語だけでなく多言語展開なども期待できそうだ。

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