吉岡里帆 過酷な撮影を乗り越え「今の強さがある」と自信

[ 2018年8月22日 20:34 ]

映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」完成披露試写会に登壇した吉岡里帆
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 女優の吉岡里帆(25)が22日、都内で行われた映画「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」(監督三木聡、10月12日公開)の完成披露試写会に、阿部サダヲ(48)、千葉雄大(29)、ふせえり(55)、松尾スズキ(55)、三木監督(57)とともに登壇した。

 同作は、“声帯ドーピング”により驚異の歌声を持つ世界的ロックスター・シン(阿部)と、声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡)の正反対の2人を中心に展開するハイテンション・ロック・コメディ。今回、初めて三木組に参加した阿部は、撮影初日から雨降しの撮影で大量の水を浴びたそうで「初日に溺れて死にかけまして、この現場は自分で命を守らないといけないんだなと気付いてからは、まず自分の命を優先しました」と回顧し、撮影前にも石膏で固められたそうで「それも口を開いてろって言われたので、石膏が口に中に入ってくるんですよね。それが最初のギブアップでしたね」と苦笑いを浮かべた。

 また、吉岡も口の中にカメラを入れて撮影をしたそうで「こん棒を持ったカメラマンのおじさんが全速力で走って来て、自分で口を開けて待つという…。結構大変で特殊な撮影が多くて、皆さんと一緒に時間を過ごしたから、今の強さがあると思っています」としみじみと語り、千葉も「撮影が終わって2日後くらいに鼻からチーズが出てきました。でも毎日楽しかったです。もっとぐちゃぐちゃになりたいなと思うくらいの感じでした」と笑顔を見せた。

 同作にちなみ、もしドーピングするならどんなドーピングをしたいか質問されると、阿部は「役者なので、太ったり痩せたりとか、歳とったり若返ったりするのをドーピングでできたらいいですね」と想像し、吉岡は「何を聞かれても真面目に答えちゃうので、気の利いた返しができるようになりたいです。皆さん面白く気の利いた感じで答えているじゃないですか。あれがいいなあと思っていて羨ましいですね」と回答。千葉は「もし(雑誌)『anan』のセックス特集をやらせてもらう機会があったら、表紙で筋肉ドーピングをやりたいですね」と目を輝かせ、「ギリギリまで。なんなら(丸出しでも)いい。下半身もドーピングしちゃたりして…。すみませんでした」とコメントして会場の笑いを誘った。

 また、イベントには明治大学応援団も登場し、応援歌&文字切りを披露。その後、応援団に呼び込まれた登壇者の面々は、応援団風のあいさつをして会場を盛り上げる一幕もあった。

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