有村架純の相手は未経験の19歳 TBS「中学聖日記」で教師と生徒役 今春上京の岡田健史を大抜てき

[ 2018年8月20日 06:00 ]

TBS「中学聖日記」でデビューする岡田健史
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 演技未経験の新人俳優が、女優有村架純(25)の主演ドラマで相手役に大抜てきされた。10月スタートのTBS「中学聖日記」(火曜後10・00)で、今春に九州から上京したばかりの岡田健史(けんし、19)が有村演じる教師に恋する中学生役でデビューする。

 高校を卒業した今年3月に事務所入りし、翌4月にはこの仕事が決定。その後、演技の特訓を積み、約1カ月前にクランクイン。超異例の高速デビューに「期待に少しでも応えられるように、誠心誠意向き合っていきます」と意気込んでいる。

 片田舎の中学校の新米教師と、男子生徒の禁断の恋を描く物語。岡田は、ピュアで世間知らずな不思議な魅力を持った中学生・黒岩晶役。初恋の担任教師の聖(有村)に真っすぐな思いをぶつける。有村からは初対面で手紙をもらい「一緒に頑張ろう」など激励された。「演技を一緒に考えてくれて本当に素敵な方」と頼っている。

 1年かけて適役を探し、約500人の中から岡田を選んだ新井順子プロデューサーは「人を真っすぐ見て話す感じが晶の役に通じた」と説明。「東京で育った子と違い、良い意味で洗練されてなかった」とほれ込んだ。

 事務所にスカウトされたのは中1の冬。高校まで野球一筋で興味を持たなかったが、昨夏に人生が一変。引退後に演劇部の助っ人を引き受け、大会に出場。勝ち進むにつれて、演じる快感を知った。両親を説得して、役者への挑戦を決めた。

 今は現場で監督から厳しく指導を受ける毎日。「演技は評価が人によって違うから難しいけど、面白い。野球と違って勝ち負けがないからこそ表現できることもあると思う。感情の動かし方が鮮やかな、美しい俳優になりたい」。まなざしも心も真っすぐだ。

 【岡田 健史(おかだ・けんし)】

 ▼プロフィル 1999年(平11)5月12日生まれ、福岡県出身の19歳。本名非公表。1メートル80、67キロ。血液型O。

 ▼趣味 筋トレ

 ▼特技 野球。小学2年から11年間プレー。高校時代は長崎県の強豪校で捕手として活躍。物心ついてからは常に丸刈りだったため「記憶のある中で今が一番髪の毛が長い」

 ▼好きな食べ物 ラーメン

 ▼憧れの俳優 山田孝之、菅田将暉、イ・ビョンホン

 ▼ゴミ拾い 高校の野球部の部訓が「凡事徹底」で、部員は近隣のゴミ拾いをする取り組みをしていた。上京後も1人でゴミ袋を手に自宅周辺や渋谷、表参道などで清掃。「ゴミを見つけて拾わなかったら罪悪感が残る」

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