女子受験生減点問題 山崎アナ「足切りに使うのが衝撃的」宮澤エマ「この時代にこんな差別が」

[ 2018年8月5日 11:44 ]

フジテレビの山崎夕貴アナウンサー
Photo By スポニチ

 東京医科大医学部医学科の一般入学試験で女子受験生の得点を一律減点していたとされる問題。5日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)の女性出演者が批判の声を上げた。

 同局の山崎夕貴アナウンサー(31)は「お医者さんって働く環境が大変だと思うので、女性はなかなか大変だと思う」と医療界の厳しさに触れた上で「出産、結婚を機に、というか、働きやすい環境を整えるのではなくて、足切りに使うというのが本当に衝撃的だった」と、恣意的な操作の存在に驚いたとコメント。また、受験生はボーダーラインを考えて志望校を選択するものとして「ボーダーラインを勝手に操作されていたとなると、本当は違う大学を受ける選択肢があったはずなのに、知らないうちに落とされて医学部に行けない人も出てきている」と指摘した。

 また、女優の宮澤エマ(29)は「強い怒りを通り越して悲しみすら覚えている。この時代に女性として生まれて、こんな差別があるんだと」と糾弾。「システム的に、選べない性で差別を受ける。システムで差別を受ける。これって一番、先進国の中ではやってはいけないこと」と強い口調で大学側を批判した。

続きを表示

2018年8月5日のニュース