元日本代表・高原直泰、eスポーツで名誉監督就任 来秋国体V目指す

[ 2018年6月13日 08:00 ]

「We−Spo」選抜メンバーの(前列左から)レフト鈴木、クロマニョン加藤、(後列左から)葛西翔也、木村圭吾、石原涼允
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 サッカーW杯ロシア大会の開幕直前、芸能プロ「ワタナベエンターテインメント」が世界的人気サッカーゲーム「ウイニングイレブン(ウイイレ)」を得意とするタレントの選抜チームを発足させた。元日本代表FWの高原直泰(38)が名誉監督に就任。先進各国で流行している「eスポーツ」に参戦し、来秋の国体優勝を目指す。

 eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、スポーツ・競技としてゲームの腕を競うこと。米国や韓国では数億円を稼ぐプロもいるほど、世界的に盛り上がりを見せている。

 チーム名は「We―Spo(ウィースポ)」。お笑いトリオ「くりおね」のレフト鈴木(30)や、お笑いコンビ「パーティーズ」の石原涼允(りょうすけ、26)ら5人が暫定メンバーに選ばれた。いずれもウイイレ歴が15〜18年というベテランだ。

 目指すのは、19年秋の茨城国体で開催される全国初のeスポーツの競技会「都道府県対抗eスポーツ大会」。ウイイレが種目に採用された。初陣として16日のフジテレビONEのゲーム番組「いいすぽ!」(土曜後6・00)に出場する。

 監督起用が本気度を表している。高原は00〜08年に国際Aマッチに通算57試合出場し、23得点を挙げたストライカー。15年にクラブチーム「沖縄SV」を立ち上げて代表、監督、選手を兼務するなどサッカーを熟知している。

 高原は「今までの経験をメンバーに伝授し、チームを引っ張っていきたい。日本一のチームにしたい」と抱負。ゆくゆくは“W杯”を制覇できるような強豪へと導くつもりだ。

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