藤井聡太七段“名古屋将棋会館建設構想”に初言及「大変ありがたい」

[ 2018年6月10日 19:21 ]

名古屋市内で行われた昇級昇段を祝う会を前にした会見で喜びを語る藤井聡太七段
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 愛知県瀬戸市出身の高校生棋士・藤井聡太七段(15)が10日、名古屋市内で開かれた自身の「昇級昇段を祝う会」で、5月に浮上した“名古屋将棋会館建設構想”について初めて言及。「大変ありがたい」と実現を期待した。

 同構想は先月21日に愛知県の大村秀章知事、名古屋市の河村たかし市長が相次いで表明。祝う会の前に行われた会見で感想を求められ、「市長、知事から前向きなことを言って頂けるのは大変ありがたいと思っています」とコメントした。

 一方、来賓で登場した河村市長は「場所は考え取るんだわ。名古屋でやるんだったらお城が見えるところでやらないと。ただ、運営の金だけはいる」と具体的な場所の構想があることを示唆。一方で藤井に「東京に行ってもらったら困るで!」と念押しし、苦笑させる場面もあった。

 祝う会には東海地区の将棋関係者や親族ら約500人が出席。「これからも皆様の期待を上回るぐらいの活躍をしたい」とあいさつした。

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