たけし 収束宣言の森社長へのコメント求められ「一言」とボケ

[ 2018年4月9日 14:14 ]

「DMM.com証券」記者発表会に出席した北野武氏
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 事務所独立騒動の渦中にあるビートたけし(71)が9日、都内で行われた「DMM.com証券」記者発表会にゲストとして登壇した。自身の事務所独立をきっかけにぼっ発した内紛についてオフィス北野の森昌行社長(65)がコメントを発表した直後とあって、またもマスコミが殺到。報道陣から「森社長へのコメントを一言お願いします」と求められると「一言」とだけ答えて降壇し、改めて語ることはなかった。

 この日は映画監督の「北野武」としてイベントに登場。「DMMドリームクラブ」が運営する「DMMバヌーシー」の所属馬・キタノコマンドール(牡3)の名付け親だが、登壇するなり、「きょうで首になった。ハリルホジッチです。私の指導法が悪かったみたいで」とブラックジョークでいきなり笑わせた。キタノコマンドールについて「2勝しましたね、血統のおかげですね」とご満悦。キタノコマンドールのほか、キタノインパクト、キタノブルーの3頭を命名しているが、「キタノサンブラックにしようと思ったら、ダメだって」と命名時のエピソードで笑わせつつ、「かっこいいね、名前。キタノってつくとかっこいい。3頭、みんないい馬ですから、かなりのところにいくと思う」と胸を張った。キタノインパクトについて「調教師が今のたけしさんみたいな大御所」と説明を受けると、「独立したんですか?」とニヤリ。キタノブルーについては「外国で映画認められた時に、北野映画はこういうのかなと思って、真面目につけました」と明かした。

 キタノコマンドールは第78回皐月賞(15日、中山)への出走を控える。皐月賞の予想を聞かれ、「確定、キタノコマンドール、1着ぶっちぎり!!」と勝利を明言。「勝負ごとは1着じゃないとダメ。2着じゃダメだよ」といい、「皐月賞でキタノコマンドールが勝たなかった場合、私は引退します」とまさかの公約。ただ、続けて「あくる日から“タケシ・キタノ”で活動します」と改名を掲げ、笑わせた。今後についても「皐月賞はあくまでも第一段階。G1がいっぱいある。でも、最終的にはこのメンバーで凱旋門賞に行って、どうにか我々が凱旋したい。ご期待ください」と力を込めた。

 イベント開始時間の直前、オフィス北野の森社長はマスコミ各社へ向け、FAXを送付。「私が引き続き代表取締役として、またたけし軍団がそれに協力して今後のオフィス北野の新体制構築に向けての話し合いを始めることで合意しましたことを皆様にご報告させていただきます」と発表した。

 イベントには、オンライントレード証券「DMM株」新イメージキャラクターに就任したフリーアナウンサーの加藤綾子(32)のほか、ミルコ・デムーロ騎手(39)、池江泰寿調教師(49)らも同席した。

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