桂米団治 米朝事務所新社長に就任 意欲満々自ら営業にも

[ 2018年3月26日 16:22 ]

「米朝事務所」の新社長に就任した桂米団治(中央)。左は常務取締役の桂南光、右は専務取締役の桂ざこば
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 米朝事務所は26日、落語家・桂米団治(59、本名=中川明)が新社長に就任したことを発表した。今井浩前社長は会長となる。

 同事務所は1974年9月、人間国宝の桂米朝さん(2015年3月に89歳で死去)が個人事務所として設立。現在は米朝一門の落語家を中心に47人の落語家が所属している。米朝さんと桂枝雀さん(1999年4月に59歳で死去)の2人が大活躍したが、今は「新しい風を起こさないとアカンという空気」と米団治。昨年11月に新社長就任を打診され、2月28日の株主総会で承認された。

 「ざこば兄さん、南光兄さんが支えてくださると仰ってくれます。芸人の目から見た事務所を。いい素材の芸人もいます。自ら営業に出て“若手をよろしく”と。米朝事務所主催の落語会も増やしたい」と新社長は意欲満々だ。芸人と社長の二足のわらじを履くことになり、(上方落語協会)会長選挙については「社長との両立は難しい。先日、文枝会長にご辞退させてくださいとお伝えしました」と断りを入れた。

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