がん闘病中の遠藤賢司「体調不良により」大阪でのライブ中止

[ 2017年10月5日 13:18 ]

シンガーソングライターの遠藤賢司(2013年5月撮影)
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 「カレーライス」「不滅の男」などで知られるシンガーソングライターで、昨年6月にがん闘病を公表した遠藤賢司(70)が19日に予定していたライブ公演「遠藤賢司ソロライブ “猫と僕と君”〜関西編〜」(大阪・梅田クラブクアトロ)が体調不良により、中止となったことが5日、公式サイトで発表された。

 サイトでは「エンケンの体調不良により、誠に残念ではありますが中止とさせていただきます」と公演中止を発表。「お手持ちの大阪公演チケットにつきましては、すべて払い戻し対応とさせていただきます。本公演を楽しみにしていただいたお客様にはご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます」とファンにお詫びするとともに、チケットの払い戻し方法などを掲載した。

 「エンケン」の愛称で知られる遠藤は1969年にレコードデビュー。自らを「純音楽家」と称し、代表曲に「カレーライス」「東京ワッショイ」「不滅の男」「夢よ叫べ」などがある。俳優としても映画「20世紀少年」「中学生円山」などに出演している。

 昨年6月にスタッフがフェイスブックとブログを通じて「エンケンは、昨年末から体調が優れずに検査をしていましたが、今年3月頭に癌であることが解り、4月から短期入院も経て治療中です」と3月にがんと判明し、治療を受けていることを公表。がんの種類や部位、詳しい症状などは明かしておらず、「治療をしながら音楽は続けるとの本人の意思もあり、今後はレコーディングも…ライブも…体調を見ながら、焦らずにゆっくりと演っていく予定です。音楽は心身共に、エンケンの根源力です」と体調を考慮しつつ音楽活動は継続するとしている。

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