NHK会長 「ひよっこ」続編の実現は「結構なことだと思います」

[ 2017年10月5日 16:23 ]

「ひよっこ」でヒロインを務めた有村架純
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 NHKの上田良一会長(68)は5日、東京・渋谷の同局で行われた定例記者会見を行い、9月30日に最終回を迎えた女優の有村架純(24)がヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「ひよっこ」のスピンオフや続編についてコメントした。

 「ひよっこ」は全156話を通じた期間平均視聴率で20・4%を記録。前半こそ、伸び悩んだが、中盤以降は盛り返し、終わってみれば、前作「べっぴんさん」の20・3%を上回り、4作連続大台超え。終了後はインターネット上に、放送終了を惜しむ声、感謝の声があふれ返り「ひよっこロス」が広がった。脚本の岡田惠和氏(58)が悪人が登場しない心温まる世界を紡ぎ出し、派手さはなくとも、丹念な日常描写と、それぞれにスピンオフ熱望の声が相次ぐ多彩なキャラクターで視聴者を魅了した。

 上田会長は「後半、好評を持って喜んでいただけたのが大変嬉しく思っています。続編があるかないかは聞いてないが、実現して、喜んでいただけるのであれば、個人的には結構なことだと思います」と話した。

 また、2日からは女優の葵わかな(19)がヒロインを務める「わろてんか」(月〜土曜前8・00)がスタート。前作「ひよっこ」終盤の高視聴率を引き継ぎ、初回20・8%スタート。その後も、第2話21・3%、第3話22・3%と連続で自己最高を更新する好発進となった(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 「わろてんか」について上田会長は「朝ドラは皆さんと同じタイミングで楽しませていただいています。この4日間、視聴者から好評を博していると報告を受けている。それを嬉しく思っています。引き続き、皆さんに喜んでいただきたい」。松たか子(40)が歌う主題歌「明日はどこから」についても「毎回、非常にいい音楽を提供していただいて、大変嬉しく思っています。皆さんに愛していただけるような、展開になれば嬉しく思います」と話した。

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2017年10月5日のニュース