NHK会長 安室紅白出場へラブコール「そういう展開になればいい」

[ 2017年10月5日 16:31 ]

安室奈美恵
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 NHKの上田良一会長(68)は5日、東京・渋谷の同局で行われた定例記者会見で、来年9月16日での芸能界引退を発表した歌手の安室奈美恵(40)の年末の紅白歌合戦出場へラブコールを送った。

 安室は95年「NHK紅白歌合戦」に初出場。 産休を控えた97年は紅組トリで「CAN YOUCELEBRATE?」を歌唱。翌98年の紅白では同じ曲で公の場に復帰を果たし、歌手別最高の瞬間視聴率64・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した。以後、03年まで毎年出場を続けることになるが、02年にZeebra(46)らと組んだプロジェクトをきっかけにR&Bやヒップホップ志向を固めた安室は、04年からは紅白をシンボルとした日本のミュージックシーンから、明確に一線を引くことになる。昨年には、NHKリオ五輪・パラリンピックのテーマソング「Hero」を担当し、久々の出場が期待されたが、安室が紅白の舞台を踏むことはなかった。

 今回の引退発表で、9回連続出場となった03年以来、14年ぶりの紅白出場にも期待がかかる。上田会長は「現場に紅白のこともお任せしておりますので、現場のほうでいろんなことを考えて努力していただきたい」と前置きしたうえで、「大変な歌手というか、ご活躍をなさった方だし、私もきっと紅白とかに出演していただければ、皆さんに喜んでいただけるというのは間違いないと思っています。個人的には、そういう展開になればいいかなと思う。紅白は皆さんにとっても年の瀬のイベント。大いに喜んでいただけるような展開になれば嬉しい」とコメントした。

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2017年10月5日のニュース