渡辺直美 日本語分からず苦しんだ過去 突然片言、大喜利で書いたふり

[ 2016年7月9日 10:12 ]

「サタデープラス」に出演した渡辺直美

 お笑いタレントの渡辺直美(28)が9日、TBS系「サタデープラス」(土曜前8・00)にVTR出演。台湾人とのハーフのため日本語がうまく話せず悩んでいた時期に、オリエンタルラジオ・中田敦彦(33)の言葉で米留学を決意したことを明かした。

 幼い頃に両親が離婚し、台湾人の母親と2人で暮らしていた渡辺。周囲の反対を押し切って芸人になったものの、日本語があまり得意ではなく“しゃべり”がままならなかった。突然片言になったり、大喜利のお題の意味が分からずペンを持って書いているふりをしたこともあったという。

 心が折れかけていた時、2期上の先輩にあたる中田に「言葉の意味が分からない」と相談。すると中田は「大喜利できないのが短所だとしても、そんなことはどうでもいい。お前の数ある長所を誰にもマネできないくらい伸ばせ」とアドバイスをくれた。

 その言葉で自身の最大の武器は“表現力”だと気づいた渡辺は、ニューヨークへの留学を決意。2014年5月から3カ月間芸能活動を休止し、エンターテイメントの本場で表現力に磨きをかけた。

 復帰後に芸能界に居場所が残っている保証はなく「怖かったですね」と振り返る。しかし「芸人さんだけは応援してくれた。止めた人は誰もいなかった」と周囲の芸人仲間に感謝していた。

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2016年7月9日のニュース