闘病のこん平師匠に届け!たい平、24時間TVマラソンランナー

[ 2016年5月30日 05:30 ]

マラソンのポーズを取り気合十分の林家たい平

 林家一門で、三平の兄弟子となるたい平は、師匠・林家こん平(73)への思いを胸にマラソンランナーを務める。

 04年に難病の多発性硬化症のためこん平が番組を降板。その後、たい平が代役を務めた。オファーがあったのは約1カ月前。その前後に「師匠が今年中に高座へ復帰すると言われた。その意気込みに感動して、僕も師匠や全国の方々が勇気を感じてもらえることをしたいと思った」と挑戦を決めた理由を語った。

 番組史上4番目の高齢。問題は74キロの体重と、膝に不安があること。「正座ができなくなると不安だが、決めたからには一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。また、こん平の次女・笠井咲さんは本紙の電話取材に「父がテレビを見ながら、びっくりしたー!と言ってました。頑張って完走してほしいと父も願っていると思います」と話していた。

 ◆林家 たい平(はやしや・たいへい)本名・田鹿明(たじか・あきら)。1964年(昭39)12月6日、埼玉県秩父市生まれの51歳。武蔵野美大でイラストや写真を学び、88年に林家こん平に入門。92年に二ツ目、00年に真打ち昇進。NHK新人演芸コンクール優秀賞(93年)、国立演芸場花形演芸会金賞(04年)など受賞。血液型B。

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