「鋼の錬金術師」実写映画化 山田涼介主演来年、冬にも公開へ

[ 2016年5月24日 05:30 ]

映画「鋼の錬金術師」で山田涼介が演じるエドワード・エルリック

 Hey!Say!JUMPの山田涼介(23)主演で、累計7000万部を超えた荒川弘さんの人気漫画「鋼の錬金術師」が実写映画化される。「ピンポン」などの曽利文彦監督がメガホンを取り、本田翼(23)ディーン・フジオカ(35)松雪泰子(43)ら、豪華共演陣もそろった。映像化不可能と言われたファンタジー大作がついに動き始める。

 「鋼の…」は錬金術が発達した架空の世界が舞台。錬金術師の主人公兄弟の冒険が物語の軸になる。これまでに何度か映画化が持ち上がったが、ファンタジーな世界観が障害となり頓挫してきた。米映画「タイタニック」などのCGを手掛けた曽利監督は「ようやく技術が追いついた」とする。

 6月に、イタリアでクランクイン。山田は元々の原作ファンというだけに意気込んでおり、アクションについて「できる限りスタントは入れずに、自分を追い込んでやってみたい」と、覚悟を決めている。

 8月下旬まで長期撮影を敢行。来年冬の公開を予定し、世界公開も視野に入れている。

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2016年5月24日のニュース