佐々木蔵之介が主演舞台PR 独特の役作り「何か覚悟を」

[ 2016年5月23日 14:45 ]

主演舞台のPRを行った佐々木蔵之介

 俳優・佐々木蔵之介(48)が23日、大阪市内で主演舞台「BENT」のPR会見を行った。

 ナチスドイツの強制収容所を舞台に、ユダヤ人同様に迫害を受けた同性愛者をテーマにした作品で96年には映画化もされた問題作。佐々木は7~8年前、たまたまポーランドに旅行に行き、アウシュビッツ収容所を訪れたそうで「俳優として一度見ておこうかな、と思って。今でも独特のにおい、空はずっと曇っていて…。ただ、今となっては見ていてよかったと思います」と神妙に語った。
 
 物語は同性愛者のマックス(佐々木)とホルスト(北村有起哉)が過酷な収容所の中でも心を通わせ、そして衝撃的なラストシーンへと向かう。佐々木は「北村くんは本当に酒飲みで…。ただ今回、強制収容所ということで“日本酒を焼酎に切り替えた”と言ってました。ボク?炭水化物をちょっとひかえようかな。いや、何か覚悟を決めないといけないので、稽古中はあまり文句を言わないようにします」と独特の役作りを明かした。

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2016年5月23日のニュース