V・ジグモンド氏死去 「未知との遭遇」の撮影監督

[ 2016年1月4日 09:42 ]

 米映画撮影監督のビルモス・ジグモンド氏が1日、カリフォルニア州ビッグサーで死去した。85歳。死因は不明。米メディアが報じた。

 30年6月、ハンガリー生まれ。同国の首都ブダペストの映画学校で学ぶ。56年、ソ連が軍事介入した「ハンガリー動乱」に伴い米国へ移り、62年に米市民権を得た。

 スティーブン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇」(77年)で米アカデミー賞撮影賞を受賞。「ディア・ハンター」(78年)、「ザ・リバー」(84年)、「ブラック・ダリア」(06年)でもノミネートされた。

 03年、映画撮影監督の国際的な団体により、映画史に影響を与えた撮影監督10人のうち1人に選ばれた。(共同)

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2016年1月4日のニュース