鎧塚氏、千秋楽で無念と感謝の涙「女優川島なお美は本当に幸せでした」

[ 2015年12月28日 13:50 ]

川島なお美さん、鎧塚俊彦さん夫妻

 9月24日に胆管がんで亡くなった女優の川島なお美さん(享年54)の夫でパティシエの鎧塚俊彦氏(50)が28日、フェイスブックを更新し、前日27日になお美さんが出演する予定だった舞台の千秋楽公演を観劇したことを報告。カーテンコールでは天国のなお美さんへ向けて拍手が響きわたったことを伝え「女優冥利に尽きると思いました」としみじみつづった。

 「本来なら女房はこの舞台に立ち、そして終わったら暫くは治療に専念するつもりであった」というミュージカル「クリスマスキャロル」が無事に千秋楽を迎えたことを報告。鎧塚氏は「最初はそこにいるはずであった女房がいない悲しさと無念さに涙が溢れだし、しかしその涙はいつしか感謝の涙へと変わりました」とさまざまな思いが交錯しながらの観劇だったことを打ち明けた。

 劇場には祭壇が飾られ、エンディングでは、なお美さんの映像が流されたほか、共演者からメッセージが贈られたという。「そして女房が大好きだったカーテンコールでの割れんばかりの拍手の渦。女優冥利に尽きると思いました」としみじみ。最後は「女優川島なお美は本当に幸せでした」となお美さんに代わり感謝の気持ちを言葉にしていた。

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2015年12月28日のニュース