西島秀俊 新ドラマで医師役熱演も「気を抜くとすごい怖い顔に…」

[ 2015年10月1日 15:34 ]

フジテレビ系ドラマ「無痛~診える眼~」制作発表会見に出席した(前列左から)伊藤淳史、西島秀俊、伊藤英明(後列左から)浜辺美波、石橋杏奈、中村蒼、浅田美代子

 俳優の西島秀俊(44)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「無痛~診える眼~」(7日スタート、水曜後10・00)の制作発表が1日、都内のホテルで行われ、西島をはじめ、伊藤淳史(31)伊藤英明(40)石橋杏奈(23)中村蒼(24)浜辺美波(15)浅田美代子(59)ら主要キャストが顔をそろえた。

 久坂部羊氏による原作「無痛」(幻冬舎刊)をもとに、ドラマオリジナルのストーリーを加えて描く1話完結の事件解決物語。西島演じる主人公の医師・為頼英介(ためより・えいすけ)が伊藤淳史演じる刑事とタッグを組み、天才的な観察眼と経験の蓄積によって事件を解決に導いていく。

 白衣姿で登壇した西島は「日々共演したいと思っていた役者さんと熱気のある現場が続いています。骨太な見応えのあるドラマにしていきたい」と意気込んだ。“神の診察眼”を持つ医師という役どころ。「監督からは今までにない西島くんを出したい、とにかく普段のちょっとぼんやりした、よく笑っている君をそのまま出したいとおっしゃっていただいた。かなり素に近い自分が出ていると思う」とキャラクターにも自信を見せた。

 ここ数年はハードなアクション作品にも多く参加していたこともあり、表情作りにも気をつけているようで「今まで殺し合いのドラマばっかり3年ぐらい撮っていて、気を抜くとすごい怖い顔になっていて…。監督に真剣になった時の眉間のシワをやめろって言われている」とエピソードを明かした。

 相棒の刑事を演じる伊藤淳史は「(西島と共演した)『ダブルフェイス』でも死に、(伊藤英明と共演した)『海猿』ではかなり早い段階で死んでおります。今回もいつ死ぬのかヒヤヒヤしています。4話まで台本ができていますが、まだ生きています」とジョークを交えてあいさつ。為頼のライバルで大病院の院長・白神役の伊藤英明は「原作ではいわゆる悪役的な存在で野心がある役。僕自身は医学部も出てないし、大学も行ってないので、自分が素晴らしい大病院の院長なんだと毎日言い聞かせています」と笑わせた。

 為頼の義姉役の浅田はMCから「為頼先生に抱きかかえられるシーンがあったそうですが…」と話を振られるも「なかったです。あったんですか?それ聞いてがっかりです…」とおとぼけ。これにはさすがの西島も困惑気味に「ありましたよ…抱えましたよ」と苦笑。浅田も「その時、目をつぶってたから。痛がっているシーンだったから。西島さんに抱きかかえられたら忘れないと思うんですけど…」と食い下がるも、西島が「忘れてるじゃないですか!」と即座にツッコミ、会場は笑いに包まれた。

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