名古屋女子熱狂のイケメン集団「ボイメン」って?個性派揃いの魅力

[ 2015年6月28日 12:00 ]

名古屋女子を熱狂させる「BOYS AND MEN」。(後列左から)平松賢人、勇翔、辻本達規、水野勝、田村侑久、田中俊介、小林豊、土田拓海(前列左から)吉原雅斗、本田剛文、若菜太喜

 東海地区を中心に活動している通称「ボイメン」ことイケメン11人組「BOYS AND MEN」の人気が急上昇している。最も気になる男性グループとして挙げる地元女性が多く“ボイメン女子”が急増中。今や東海地区を“制圧”し、次の目標は全国区。名古屋を熱狂の渦に巻き込むユニットの魅力を探った。

 「ボイメン」と聞いて「知ってる~!」と即答した人は、愛知県を中心とした一帯に住んでいるか、あるいは次世代を先取りするアイドル通の可能性が高いはずだ。

 ボイメンは、東海エリア出身・在住の11人で構成。懐かしくも新しい学ランのヤンキースタイルで、ミュージカルの定期公演をはじめ、歌、ダンス、芝居だけでなく、インラインスケートやイリュージョンなども行うエンターテーメント集団だ。

 結成された5年前から地域密着の地道な活動を続け、その努力が実を結んだ。現在、テレビ、ラジオの東海ローカルで冠番組を含むレギュラー番組はなんと9本。名古屋地区のテレビ番組表を見ると、平日は小林豊(26)田村侑久(24)ら5人が出演するCBCテレビ「ゴゴスマ GO!GO!Smile!」(月~金曜後4・00)内の「ボイメン体操」など計7本にメンバーがレギュラー出演している。

 週末も、リーダーの水野勝(24)がメ~テレ「昼まで待てない!」(土曜前10・54)に出演。テレビ愛知の「日曜なもんで!」(日曜前10・30、7月5日からリニューアル)に全員が登場しており、1週間で彼らをテレビで見ない日はない。気さくな雰囲気と軽快なトークは、女子だけではなく、子どもを含めたお茶の間の人気者となっている。

 少しヤンチャでセクシーなメンバーは、まとめ役のリーダー・水野を筆頭に、元気な“熱血男子”の辻本達規(24)チラシ配りのスペシャリストで“チラシ王子”の田村ら個性派揃い。水野は金、辻本は赤、田村は水色など、それぞれにテーマカラーがあり、鮮やかな11色を彩っている。

 中でも黄緑色がテーマカラー、製菓衛生師の免許を持つ“スイーツ男子”の小林は、2013年秋にテレビ朝日系で放送された「仮面ライダー鎧武/ガイム」に仮面ライダーバロン役で出演し、脚光を浴びた。5月末で終了したフジテレビ系の昼ドラ「プラチナエイジ」にもホスト役で出演。その“甘~い”マスクの小林が主演・織田信長役を務めた、メンバー総出演の映画「サムライ★ロック」も5月9日に東海地区で先行上映され、東京、大阪など全国で随時、上映が始まっている。

 今年は2月28日に名古屋・日本ガイシホールで念願の1万人ライブを開催した。5月27日にはテレビ東京系アニメ「遊戯王」主題歌「ARC of Smile!」でメジャーデビューも果たした。オリコンデイリーランキング初登場3位、ウイークリーランキング6位を記録。東海テレビ・プロ野球中継、中日ドラゴンズの応援歌「stand hard!!!」も歌っている。

 勢いを増した彼らは、活躍の場を全国に求めようとしている。5月中旬、兵庫県西宮市内の大型ショッピングモールの野外ステージで開催した無料ライブ。満員の客席から黄色い声援が飛んだが、わざわざ関東から駆けつけるファンの姿もあった。各地で“ボイメン女子”の勢力が増しつつあるのは間違いない。

 合い言葉は「あきらめなければ、夢は必ず叶う!」「名古屋から全国制覇!」。結成から節目の5年目、地元が誇る三英傑・織田信長が果たせなかった“天下獲り”の野望を、400年以上の時を超えた今、11人の若き侍たちが果たせるか…。果敢な挑戦に注目だ。

 メンバーの図鑑、秘蔵ショットなどを掲載したボイメンの特集号タブロイド版が7月5日、スポーツニッポン新聞社から発行される。詳細は、株式会社フォーチュンエンターテイメント「BOYS AND MEN オフィシャルサイト、オフィシャルブログ」で。

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