福山雅治ANN23年完走…しみじみ「引き継がれていくんだなあ」

[ 2015年3月29日 05:47 ]

ニッポン放送に到着した福山雅治

 福山雅治(46)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「福山雅治のオールナイトニッポン サタデースペシャル“魂のラジオ”」が28日深夜、最終回を迎えた。

 「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」を愛聴するなど、ラジオっ子だっただけに「インターネットもない時代で、唯一、外とつながれるのが深夜放送だった」と回想。「あの頃の自分へ語りかけるように話していたのかな」と振り返った。福山の番組をきっかけに放送作家を目指している若者からメールが届くと、「引き継がれていくんだなあ」とうれしそうに語った。

 東京・有楽町の同局から生放送。出入り口付近には29日午前1時の終了まで番組との別れを惜しむファン約3000人が集まり、「お疲れさま」「ありがとう」などと書いた横断幕やプラカードを掲げた。大分県別府市の常富圭子さん(41)は、28日昼の航空機で上京。「ましゃとファンがつながれる番組でした。残念ですけど、これからも応援し続けます」と話した。

 92年1月に「オールナイトニッポン」の木曜2部でスタート。00年3月にリニューアルして丸15年。番組終了について、「来週にならないと実感が湧かないと思う。サイクルになっちゃってたので」と心境を語った福山。最後は玄関から外まで特別に敷かれたレッドカーペットを歩き、ファンに何度も頭を下げ、長年の感謝の気持ちを表した。

続きを表示

2015年3月29日のニュース