及川光博が“幻”の仮面ライダー3号「キターッ!って興奮した」

[ 2015年1月28日 14:42 ]

映画「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」キャスト発表会見で変身ポーズを披露する及川光博

 幻の仮面ライダー3号はミッチー!特撮映画「スーパーヒーロー大戦GP仮面ライダー3号」(3月21日公開)のキャスト発表会見が28日、都内で開かれ、ミュージシャンで俳優の及川光博(45)が仮面ライダー3号に変身する黒井響一郎を演じることが明らかにされた。また、及川が映画の主題歌を担当することも発表された。

 仮面ライダー3号は、原作の石ノ森章太郎氏が1号、2号に続いて登場させる構想を抱いていたものの、映像化に至らなかった幻のライダー。悪の秘密結社「ショッカー」が作り出した新ライダーとして石ノ森氏が準備し、1972年の「別冊たのしい幼稚園10月号」(講談社)に掲載された「3ごうライダーたいブラックしょうぐんのまき」にも登場したが、実際に1973年2月に続編として放送がスタートしたのは「仮面ライダーV3」だった。

 V3の登場で“幻の存在”となった3号。40年以上の歳月を経てスクリーンに降臨する、そのミステリアスな存在は、すでにビジュアルが公開され、誰が演じるのかが注目を集めていたが、ミュージシャン、俳優として独自の世界観を持つ及川に白羽の矢が立った。

 3号は響一郎がショッカーによって改造され、変身した姿で、その真の目的は謎に包まれている。これまで個性的な演技が光る役どころを演じてきた及川。「誰かと思ったら、ミッチーでした」といつものミッチー節で登場。初のヒーロー役に「オファーが来た時はキターッて思った。人生まさかの展開、興奮しました。台本を見た時から度肝を抜かれた。(1号、2号を)倒しちゃダメだろって。同世代の方にぜひ見てほしい」と意気込み。「僕の変身シーンは何度でも巻き戻して見たいぐらい」と興奮気味に話した。

 会見には映画の主人公となる仮面ライダードライブ/泊進之介演じる竹内涼真(21)も登場。事務所の先輩でもある及川から「竹内くんがいいやつ。爽やか、ヒーローを演じる人間って違うんだなと」と称賛されると、「及川さんがライダースーツで撮影しているのが格好良すぎて…」と満面の笑みを浮かべた。

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