菊地亜美、アイドリング!!!卒業「消えたと言われないよう頑張る」

[ 2014年11月24日 22:04 ]

「アイドリング!!!」卒業コンサートでメンバーと別れを告げる菊地亜美

 24日限りでアイドルグループ「アイドリング!!!」から卒業する菊地亜美(24)が同日、東京・NHKホールで行われたグループの卒業公演に出演。約6年半の活動を振り返り涙を流した。

 菊地がセットリストを決めた“自分プロデュース”のライブを完走すると、各メンバーが菊地への思いをつづった手紙を朗読。歌唱中は笑顔が多かった菊地もメンバーからの思いを聞かされると感極まり涙が止まらず。

 メンバーから手紙を受け取った後は、菊地からファンへ向けてメッセージ。ライブが始まるまでは卒業する実感がまったくわかなかったというが、「歌を歌っている時に卒業の実感がわいてきて。『あ、あしたからアイドリングじゃないんだ』って。卒業してもメンバーと会うし変わらないかなと思ったけど、あしたからアイドリングじゃないと思うと寂しいです」と肩を落とした。

 バラエティー番組で注目を浴びるようになっても、アイドルとしてはなかなか陽の目を見ることがなかった。「PVとかジャケットとかほとんど写ってなくて、PVも3秒しゅっ(映るだけ)とか。でも6年半かけてやっとCDのセンターになったときは…」と声を詰まらせハンカチで目をぬぐうと「本当にうれしかったです」と絞り出すように話した。

 なかなかグループの中央に立てなくてもめげなかった自身の経験を振り返り「アイドリングで歌うときはじっこの子も頑張って欲しい」と後輩へエール。「それぞれ思うことはあると思うんですけど、そういうのに負けないのに頑張って欲しい。私も今バラエティーに出させていただいているのはアイドリングのおかげだと思っています」と頑張っていれば報われることを伝えた。

 その一方で「全部がアイドリングのおかげだとは思っていないんですけど。半分くらい事務所の力だと思っているんですけど」と漏らし笑いを誘う場面も。今後はバラエティータレントとして活動していく。「一週間くらい出なかった皆さん菊地消えたなとか言うでしょ。だから最近見ないねって言われないように頑張りますので、アイドリングもですけど私個人菊地亜美もよろしくお願いします」とファンに呼び掛け大声援を浴びた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月24日のニュース