【まゆゆスピーチ全文】人生は一度きりなのだから、やれるところまでやりたい

[ 2014年6月7日 21:52 ]

<AKB総選挙>1位に輝き、スピーチする渡辺麻友

AKB48第6回選抜総選挙 

(6月7日 味の素スタジアム)
 AKB48・渡辺麻友(20)が15万9854票を集め、悲願の1位を達成。8月発売予定の37枚目シングル表題曲のセンターポジションを獲得した。喜びのコメント全文は以下の通り。

 AKB48チームBの渡辺麻友です。

 私は、2年前の総選挙のスピーチで第1位になりたいという目標を掲げました。

 でも、去年はその夢はかなわなかったのですが、その時は、1位に向かってただひたすら頑張った1年だったので、ひたすら真面目に頑張って、努力することだけが全てではないんだなと思い、一瞬は1位になるという夢を諦めかけてしまった。そんな自分がいました。

 でもそんな時に、ファンのみなさんが、そんな時に、ファンのみなさんがたくさん温かい言葉をかけてくださって、次こそは絶対に1位を獲ろうねと言葉を言ってくれて、私はその言葉を聞いて、こんなところで諦めてはいけないと思い、次こそは絶対に1位を獲るんだと固く決心しました。

 私は、12歳の時にAKB48に入り、今年20歳になりました。

 ここまで歩んできて、たくさんのことがありました。

 でも私は、人生は一度きりなのだから、せっかくこうして大好きなAKB48にオーディションに合格して入ったのだから、やれるところまでやりたいなと思い、今日この日まで歩んできました。

 本当に今日まで諦めないでやってきて良かったなと、改めて思います。

 自分の信じた道をいき、そしていつも応援してくださるファンのみなさんのことを信じ、やってきて本当に良かったです。

 私がAKB48に入った時、私は3期生だったので、私の目の前には先輩がたくさんいました。

 そして新しい後輩がたくさん増えて、姉妹グループもできて、それとともに私の尊敬するたくさんの先輩もたくさん卒業されていきました。

 卒業されてしまうのは、やっぱり寂しくて、私が入った頃のAKB48は、どこへいってしまったんだろうと思うこともありますが、今このAKB48の三期生として、残っている私が、しっかりと力強く前を向いていかなければならないなと思います。

 今までは、先輩の背中を見上げながら、後をついていくように、活動してきましたが、先輩ももう少なくなり、そして今日こうしてたくさんの方の応援のおかげで、1位という本当に素晴らしい順位をいただいたので、もう先輩の背中を見上げて後についていくことはできません。

 これからは、たくさん今いる後輩たちが私の背中を見て、この先輩についていきたいと強く思ってもらえるような、そんなメンバーになりたいと思います。

 そして、これから先輩の背中を見上げるのではなく、AKB48グループの未来を見上げながら、そして、初心を忘れずに、たくさんの方への感謝の気持ちを胸に、前へと進んでいきたいと思います。

 みなさん、今回はこうして雨の中寒い中、お集まりくださり、そしてテレビでもご覧になってくださり、そして今回こうしてたくさんの応援を本当に本当にありがとうございました。

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