中田議員 NHK番組名指しを謝罪「不用意 不快にさせた」

[ 2014年3月28日 19:40 ]

中田宏衆院議員

 25日の衆院総務委員会で「NHKの番組が低俗になっていないか」と指摘した日本維新の会の中田宏衆院議員(49)が27日、自身のツイッターを更新。中田議員に“反論”した「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(40)との“意見交換”の中で、特定の番組を名指ししたことを謝罪した。

 中田議員は「ケータイ大喜利」「コントの劇場」「七人のコント侍」の3番組をやり玉に挙げたが「今回は特定の番組を否定するつもりではなかったのですが、不用意に番組名を挙げたために不快にさせてしまいました。その点は申し訳ありませんでした」と陳謝した。

 「まずご理解いただきたいのは、私は娯楽番組をすべて否定しているわけではないということです。若いころは楽しみに見ていましたし、今でも見ます。ただ、今回指摘したかったのは公共放送であるNHKの役割と、民放の役割は違うのでは?ということです」と主張。

 「NHKは法律に基づいて、半強制的に受信料を徴収しています。スポンサーから広告料をもらって運営している民放とは違います。受信料を払う側からすればなるべく安いに越したことはない。だからこそ民間ができることはなるべく民間でやり、NHKは民間ではやらない公共性の高い内容を放送することが第一義的な役割だと思ってます」と持論を展開した。

 「それも踏まえて、NHKは娯楽番組を流すべきかどうか。私は質問でも発言しましたが、すべてを否定していません。現にかつて放送していた『ブラタモリ』は非常に面白かったですし、楽しみながら地域の情報や文化を知ることができました。こういう番組はNHKの得意分野でしょう」とNHKのバラエティー番組にも一定の理解を示した。

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2014年3月28日のニュース