欽ちゃん 大劇場公演から引退へ「動きが鈍くなった。動けない」

[ 2014年3月6日 20:43 ]

明治座で舞台稽古する萩本欽一=6日午後、東京都中央区

 コメディアンの萩本欽一(72)が6日、東京都中央区の明治座で舞台「ほめんな ほれんな とめんな」(7~30日)の稽古を報道陣に公開し、大劇場での公演から引退する意向を明らかにした。

 2003年に始まった明治座での公演は、6回目の今回で終止符を打つ。萩本は「動きが鈍くなった。大きなステージでは動けない。昔なら今の10倍ぐらい動けた。自分の最高の状態が分かっていながら、その手前で止まるのは申し訳ない」と、大劇場を去る理由を説明した。

 共演者の的場浩司や田中美佐子らと軽快に掛け合いを披露した後で「スポットライトを浴びると気持ちがいいんだよね。でもバイバイ」と、頭上の照明に寂しそうに手を振った。

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