実は野球好き!海老蔵 28日開幕戦で人生初の始球式登板

[ 2014年3月4日 05:30 ]

28日に神宮のヤクルト開幕戦で始球式に登板することになった市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(36)が、28日に東京都新宿区の神宮球場で行われるヤクルト―DeNA開幕戦で、人生初の始球式に登板することが決まった。「開幕戦の始球式という大役を仰せつかり、光栄に思っております。初めての経験ですが、精いっぱい務めさせていただきます」と張り切っている。

 海老蔵は歌舞伎界きってのスポーツ好き。野球も日米を問わず、仕事の合間を縫ってテレビ観戦している。10代のときには、市川染五郎(41)ら若手俳優と草野球チームをつくったほど。関係者によると「染五郎がピッチャーで、海老蔵は野手としていろんなポジションを守っていたはず」という。

 野球との縁は深く、2006年に公開された主演映画「出口のない海」では、甲子園の優勝投手ながら明大進学後に肩を痛め、太平洋戦争に出陣する悲劇の野球選手を熱演。劇中、見事なサイドスローを披露した。

 またヤクルトにも好感を持っているようで、昨年7月のブログでスポーツ観戦を話題にしたときには「やっぱり地元感があった方が面白い。神宮なら近いし」と書き込んでいる。同9月にはヤクルトファンの歌舞伎俳優、坂東亀三郎(37)と神宮球場で生観戦。お目当てだったバレンティン外野手が途中交代となり残念がっていた。

 海老蔵は3日、巡業公演「古典への誘(いざな)い」のため熊本入り。6日に八千代座で開幕する舞台では、長女の麗禾(れいか)ちゃん(2)が初お目見えし、人気ゆるキャラ「くまモン」も登場する予定。同巡業は25日の福島・郡山まで続く。始球式に向け肩をつくる時間は限られるが、所属事務所は「日々、体を動かし、トレーニングもしておりますので」と“好投”を約束した。

 なお、当日はヤクルトファンの歌手さだまさし(61)が国歌独唱を担当する。

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2014年3月4日のニュース