ＮＨＫ朝ドラ初の外国人ヒロイン　来秋から「マッサン」

　ＮＨＫ大阪放送局は１８日、来年９月２９日に始まる連続テレビ小説のタイトルが「マッサン」に決まったと発表した。本格的な国産ウイスキーの誕生を支えた竹鶴政孝と妻リタをモデルとし、朝ドラでは初めて外国人がヒロインになる。脚本は映画「パッチギ！」「フラガール」の羽原大介さんが担当する。

　ウイスキーの魅力に目覚めた造り酒屋の跡取り息子が、単身渡ったスコットランドで女性と恋に落ち、結婚。大正から昭和にかけて、２人が大阪や北海道でウイスキー造りに励む姿を描く。

　羽原さんは「夢を持った２人と同じような気持ちで、全力で取り組みたい」と語った。ヒロインはオーディションを実施し、来年３月までに決定するという。