向井理 「半沢」に負けないインパクト残す 志願のボクシングジム通い

[ 2013年9月10日 06:00 ]

TBS「S―最後の警官―」で元プロボクサーの警察官を演じるため、ボクシングジムでトレーニングを行う向井理

 俳優の向井理(31)が来年1月スタートのTBSドラマで、同局でヒット中の「半沢直樹」に負けないインパクトのある作品を目指す。

 警察の特殊部隊を舞台にした「S(エス)―最後の警官―」(曜日時間未定)で、肉体派の警官役を演じる。「ビッグコミック」(小学館)で連載中の漫画「エス―最後の警官―」(原作・小森陽一、作画・藤堂裕)が原作。生と死、正義とは何かという問い掛けや謎解きのミステリー、アクションなどさまざまな要素が詰まった作品になる。

 向井が演じるのは、架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)の隊員。元プロボクサーで、パンチを武器に素手で相手を制する役どころ。自ら志願して行っているボクシングジムでのトレーニングでは、センスの良さで周囲を驚かせている。「1年でプロボクサーになれると言われましたが、そこを目指してないので、結構ですと言っておきました。パンチが強くなって行くのは楽しい」と10月の撮影開始へ役作りに励んでいるところだ。

 「半沢…」が今年のドラマの最高視聴率を更新する中、向井も「同じように次の日に学校や職場で話題になればいいなと思います」と視聴者の心に響く作品を目指す。

 一方、主人公と激突する警視庁の特殊部隊「SAT」の凄腕のスナイパーを綾野剛(31)が演じる。「ヒリヒリした緊張感がある作品。きちんとした志を持っていい作品にしたい」とこちらも気合を高めている。

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2013年9月10日のニュース