寿BAND 8・21初ワンマン決定!親子“夢コラボ”も実現

[ 2013年8月2日 13:54 ]

今月21日に初のワンマンライブを開催する寿BAND

 津軽三味線奏者の佐藤通芳(26)を中心とした“和洋折衷”の異色ユニット「寿BAND」が今月21日、東京・渋谷のCLUB QUATTROで「寿BAND 満開感謝祭」と題した初のワンマンライブを開催することが決定。佐藤の父で師匠でもある佐藤通弘氏(56)がゲストとして出演することが分かった。

 これまで三味線奏者として親子共演はあるものの、通弘氏が「寿BAND」とコラボレーションするのは初めて。出演を依頼した通芳自身が「まさか師匠(通弘氏)に出てもらえるとは…絶対に断られると思っていた」と驚く“夢コラボ”が実現する。

 実は三味線と他の楽器を融合させたのは通弘氏が元祖。三味線奏者として海外でもソロ公演を行う一方で、津軽三味線の新しい可能性を模索、バンドを編成し、アルバムも発売した。海外では高い評価を得たものの、伝統を重んじる国内では批判された苦い経験もあり、今回は“同じ道”を進もうとしている弟子を応援することを決めた。

 「“型破り”をどんどんやってほしいね。きちんとした型があっての“型破り”ならいいと思う」と通弘氏。

  メンバーはリーダーの父であり、師匠でもある大御所との共演に「ガチガチ」だというが、佐藤は「どうなるのか不安もあるけど楽しみ。三味線が好きな人たちにも楽しんでもらえるステージにするので、ぜひ足を運んでほしい」とPR。佐藤は「将来的には1日目が三味線、2日目がバンド…というようなツートンのツアーをやってみたい」という野望を持っており、今回のワンマンライブは実現への第1歩となる。

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