笑福亭松喬さん通夜に600人「やりたいこといっぱいあったやろうに」

[ 2013年8月2日 08:25 ]

 肝臓がんのため7月30日に死去した落語家・笑福亭松喬さん(享年62)の通夜が1日、大阪市阿倍野区のやすらぎ天空館でしめやかに営まれ、桂文枝上方落語協会会長(70)、笑福亭仁鶴(76)、桂文珍(64)ら約600人が参列した。

 祭壇には文枝からプレゼントされた落語「住吉参り」の台本などが飾られ、2010年秋に撮影された還暦落語会でのパンフレットで使用した笑顔の写真が遺影として飾られた。

 同期だった文珍は「本当にお疲れさんやった」と涙を流し、仁鶴は「若すぎます。やりたいこといっぱいあったやろうに。もったいない」と唇をかみしめた。

 戒名は「笑福院信道松喬居士(しょうふくいんしんどうしょきょうこじ)」。葬儀・告別式は2日、同所で行われる。

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2013年8月2日のニュース