「交換ノートにお返事ください」しずちゃん涙の弔辞

[ 2013年7月30日 06:00 ]

沈痛な表情で斎場に向かうしずちゃん

 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のしずちゃんことアマチュアボクシング女子の山崎静代(34)のトレーナーで、23日に悪性黒色腫のため44歳で死去した梅津正彦(うめつ・まさひこ)さんの告別式が29日、東京都港区の増上寺光摂殿で営まれた。

 しずちゃんやボクシング関係者のほか、映画などで梅津さんから技術指導を受けた高橋克典(48)、小倉久寛(58)、斎藤工(31)ら300人が参列。

 しずちゃんは、梅津さんとの交換日記形式のボクシング練習ノートにつづった弔辞で、「梅津さんが大好きです。一生のうちにこんなにも深い絆でつながれた出会いは、もうないと思います。また落ち着いたら、ノートにお返事ください」と涙を流しながら呼び掛けた。

 また、主演ドラマで元ボクサー役を演じ、梅津さんからアクション指導を受けた高橋も弔辞を読み、「選手と同じように撮影現場に“いけいけ!”と送り出してくれた」と懸命に涙をこらえた。

 出棺時は、テンカウントのゴングが鳴らされ、「赤コーナー、チャンピオン、梅津正彦」のアナウンスが流れた。

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