西田敏行ショック「私のスーさんが逝きました」

[ 2013年4月16日 06:00 ]

映画「釣りバカ日誌6」釜石市ロケ。西田敏行(左)と三国錬太郎さん

三国連太郎さん死去

 三国連太郎さん死去に代表作「釣りバカ日誌」で、三国さん演じる「スーさん」と名コンビを組んだ「ハマちゃん」役の俳優西田敏行(65)は「私のスーさんが逝きました。いつかこんな日が来ると覚悟はしていたものの、現実にその時が来たと知らされると、にわかには信じられません」と沈痛なコメントを寄せた。

 88年の第1作から09年12月公開の「釣りバカ日誌20ファイナル」まで続いた人気長寿シリーズ。西田にとっても「スーさん」への思いは深い。「三国連太郎氏が、日本の映画界に残された功績は、計り知れないものです。関わられた、どの作品も日本の名作です。そして、釣りバカ日誌で22年ご一緒できたことは私の誇りであります」。そして「スーさんお世話になりました。そして心からありがとうございました」と感謝した。

 「スーさん」の妻役の奈良岡朋子(83)は「三国さんとの撮影はまったく芝居をしている感じがしないくらい、自然なやりとりでした。スーさんがいなくなってしまったのですね。これからは佐藤浩市さんのお仕事を見続けながら私の中の三国さんを思い出すことでしょう」と悼んだ。

 「ハマちゃん」の妻役だった浅田美代子(57)は「たくさんの楽しい思い出ありがとうございました。スーさんの笑顔、忘れられません」と悼んだ。

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2013年4月16日のニュース