大塚キャスター白血病再発…新番組出演見合わせ治療専念

[ 2013年3月17日 06:00 ]

急性リンパ性白血病の再発が判明し、治療に専念することになった大塚範一キャスター

 フジテレビで4月1日にスタートする新情報番組「アゲるテレビ」で本格復帰する予定だった大塚範一キャスター(64)が16日、急性リンパ性白血病が再発し治療に専念することを発表した。番組への出演は当面の間、見合わせる。新番組の顔がいなくなったフジは、代役を探すなど対応に追われている。

 大塚キャスターは定期検査の結果、14日に急性リンパ性白血病を再発したことが分かった。現在自宅で療養しており、週明けにも都内の病院に入院する予定。フジテレビ関係者は「大塚さんと話をしたスタッフによると、元気で張りのある声だった」と話している。

 大塚さんは検査結果が出る直前の12日に、新番組「アゲるテレビ」(月~金曜後1・58)のPRを兼ねて同局のバラエティー「VS嵐」(木曜後7・00)の収録に参加。関係者によると「非常に元気そうで、新番組への意気込みを熱く語っていた」という。また、今月末には新番組取材会が予定されていて「しっかりとアピールしたい」と張り切っていたという。

 11年11月に急性リンパ性白血病を発病し、都内の病院に入院。昨年3月にメーンキャスターを務めていた「めざましテレビ」を正式降板した。

 同10月に白血病の症状がほぼ消滅した「寛解(かんかい)」の診断を受けて退院。今年2月4日には、1年3カ月ぶりに「めざまし…」に生出演し、「アゲるテレビ」で元日本テレビの西尾由佳理アナウンサー(35)とともにメーンキャスターを務めることを自ら発表。「(西尾アナは)飾らない感じでいい方。どういうコンビになるか楽しみ」と本格復帰に向けて力が入っていた。

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2013年3月17日のニュース