水樹奈々「ガンガン」第2回フルオーケストラライブ

[ 2013年1月20日 20:30 ]

フルオーケストラをバックに熱唱する水樹奈々

 人気声優アーティスト・水樹奈々(32)が20日、埼玉・さいたま市のさいたまスーパーアリーナで「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2013―OPUS2―」と題したフルオーケストラライブを開いた。

 フルオーケストラをバックに歌うのは、2011年1月に横浜アリーナで行って以来、今回で2度目。この日は、前日19日(同じ会場)に続く2DAYSライブで、2万7000人のファンを動員。会場も演奏陣も前回の2倍近くに規模を拡大した。

 オーケストラ102人、コーラス77人、バンドメンバー7人、指揮者&本人を含めて総勢188人の出演者がステージを埋め尽くし、ファンが開演と同時に総立ちとなっての熱い声援が飛び交う中、直径13メートルのシャンデリアから登場した水樹は、オープニングで「残光のガイア」と「SCARLET KNIGHT」の2曲を歌った後、「きのうね、おしとやかに始めてみようとしたんだけど5秒ともたず、やはり私らしくいってみようかということで、今日はガンガンといつも通りいっています。今日は2日目ですが、きのうもすごい楽しかったです。もう最高の空間で、今日もまたいろいろ趣向を凝らしたことを考えております。なので皆さん、最後まで一瞬の気の緩みもないように思いっきりかかってきてください。今日も風が強くて寒いですが、たぶん外とは体感温度が30度ぐらい違うと思いますからガンガンいい汗をかいて、最高の時間を作っていきましょう」と笑顔で挨拶。

 藤野浩一の指揮、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の大迫力の演奏をバックに28枚目の最新シングル「BRIGHT STREAM」をはじめ、昨年12月12日発売の9枚目の最新アルバム「ROCKBOUND NEIGHBORS」から「Lovely Fruit」「星屑シンフォニー」「アヴァロンの王冠」「奇跡のメロディア」、2005年のヒットシングル「ETERNAL BLAZE」、それにファイナル曲「夢の続き」など全20曲を元気いっぱいに熱唱。

 途中、全長4メートルの馬車「お奈々キャップ―GRACE FORM―」に乗って外周から中央ステージに移動するという大がかりな演出や、しっとりとしたアコースティックコーナーなど、最後まで大会場ならではの見どころ満点のステージで満員の客席を楽しませた。

 なお、夏の全国ツアー(公演数、会場は未定)開催が決定。本公演と昨夏のLIVE UNIONツアーファイナルの模様を収録したライブブルーレイ&DVDが今春、リリースされることも決まった。

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