市村正親 森光子さんの“舞台人魂”継承を「僕もスクワットしてる」

[ 2012年11月15日 13:16 ]

舞台「家康と按針」製作発表に登場した(左から)古川雄輝、市村正親、スティーブン・ボクサー

 俳優の市村正親(63)が15日、東京都港区の増上寺で行われた舞台「家康と按針」製作発表に出席。10日に亡くなった国民的女優・森光子さんをしのんだ。

 森さんの主演舞台「放浪記」を観劇したり、自らの舞台に来てもらったりと交流が多かったという市村。突然の悲報に「優しい口元と目が忘れられません」「かわいい人です。かわいくて品がある」としのんだ。それでも「大きな俳優であると同時に舞台人。天国で温かい目で見てくださってるなと思ったら、同じ舞台人として恥じないように一所懸命やりたい」と天国の“お母さん”に誓った。

 「舞台に立つからには足腰が大事と教えてもらったのも森先生です」。森さんは習慣であるスクワットを病室でも続けていたというが、「僕もスクワットしてる」と大先輩の魂を継承している。

 「家康と按針」は12月1、2日にKAAT神奈川芸術劇場で、11日から16日までは東京・青山劇場で上演される。

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