未完成をプロにする小室哲哉 新人への課題は「日記を毎日つけるように」

[ 2012年11月7日 07:19 ]

小室哲哉(左)が10年ぶりに全面プロデュースした新人・壱岐尾彩花

 小室哲哉(53)が約10年ぶりに新人歌手を全面プロデュースした。モデルの壱岐尾彩花(いきお・あやか、23)で、15日にデジタルシングル「GLOWING」でデビューする。

 小室プロデュースの特徴は「完璧ではない人をプロにする」という点。華原朋美(38)、hitomi(36)、鈴木亜美(30)ら、多くの歌手をスターダムに押し上げた。

 歌手を目指してきた壱岐尾もこれまで目立った経歴はなく、その手腕にかけるところが大きい。壱岐尾は単身で米ロサンゼルスに乗り込み、ダンスレッスンを受講。また、小室から「日記を毎日つけるように」と課題を出され、その文章をもとに小室は作詞した。

 壱岐尾は「親がTM NETWORKのファンで、私も安室奈美恵さんやglobeさんをずっと聴いてきた」といい、2世代にわたる小室ファンという。念願のデビューを前に「チャンスをつかむために必要な努力をきちんとやっていきたい」と話している。

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2012年11月7日のニュース