「桑名正博には華があった」泉谷しげる“同期生”の思い出つづる

[ 2012年10月27日 14:51 ]

桑名さんとの思い出をブログにつづった泉谷しげる

桑名正博さん死去 

 歌手の泉谷しげる(64)が27日、自身のブログを更新し、26日に亡くなった桑名正博さん(享年59)を追悼した。

 泉谷は「ちくしょお…桑名戻らずかよ」と書き出し、「ちょっくらの年下とはいえ、自分より若いもんが先に逝ってしまうのは残念!すごく残念!」と悔しがった。

 1971年、桑名さんとほぼ同時期にデビュー。フォークソングの泉谷とロックソングの桑名さんだったが「当時は“日本語のロックとフォーク”なるイベントがあって、よく一緒したよ」と回顧。桑名さんが泉谷の楽屋を訪れ「彼は“あんたオモロイ歌うたってまんな~”とオイラに言い放ち、誰々の音楽もエーでぇと他アーティストについても熱弁するような奴だった。せまい了見を越えるロックスターは当時、桑名正博だけだったンでわ?」と思い出をつづった。

 「桑名正博には華があった。ロックの不良性がドーのこうのを飛び越える華だ」と故人を評し、「桑名の華は咲ききったのかもしれンが終わってはいない。意志を継ぐものが必ず現れる気がしてならない。必ずや」と結び、桑名さんの音楽が生き続けることを願っていた。

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2012年10月27日のニュース