事務所会長が仰天プラン 渡辺謙がトランペッター!?

[ 2012年10月13日 06:00 ]

 世界の渡辺謙(52)がトランペッターデビュー!?所属事務所「ケイダッシュ」の川村龍夫会長(71)が、山中伸弥教授のノーベル賞受賞に沸く京都大学で講義を行い「トランペット好きのタモリとのコラボも面白い」と仰天アイデアを披露した。講義ではノーベル賞受賞者5人を生んだ京大で自由な発想の大切さを強調。起業を目指す学生たちをうならせた。

 芸能事務所のトップが京大で講義するのは初めて。川村会長は「京大で先生と呼ばれる日が来るとは…」と照れながら登壇。経営管理大学院「エンタテイメント・ビジネス・マネジメント論」の講師として、日本の芸能事務所の歴史や現状、今後の在り方などについて解説した。

 熱を帯びたのが“世界の謙さん”の今後をテーマにした学生たちとの討論。「歌手に挑戦してみては」という学生からの提案に「謙は歌うまいんです。でも、それ以上なのがトランペット。やってみたら面白い」と述べ、トランペッターとしてデビューさせるアイデアがあることを明らかにした。渡辺は中学、高校時代に吹奏楽部でトランペットを吹き、ミュージシャンを目指したこともあるほどの腕前という。

 さらに、川村会長が副社長を務める「田辺エージェンシー」所属でトランペット好きで知られるタモリ(67)の名前を挙げ「コラボして演奏するのもいいな」と仰天アイデアを披露。権威的な東大に対し、自由と個性を重んじる京大で、起業を目指して学ぶ学生たちを前に「アイデアに不正解はない。自由な発想と行動が大切だ」と熱弁を振るった。

 講義では自身の“秘蔵っ子”として、ボーカル&ドラムスという異色の女性歌手シシド・カフカ(27)も紹介。中学時代をアルゼンチンで過ごし、1メートル75の長身を生かしてモデルとしても活躍しているカフカは「日本にとどまる理由はない。海外に飛び出していきたい」と強調。川村会長も「世界で活躍できるスケール。必ず国際的なタレントに育てる」と自信を見せた。

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2012年10月13日のニュース