園子温監督、これからも撮り続ける！原発問題テーマに映画

　原発問題をテーマにした映画「希望の国」（２０日公開）の先行プレミア試写会がこのほど大阪市内で開かれた。上映後には園子温監督（５０）が壇上に登場、観客とのティーチインを行った。

　大震災による原発事故に巻き込まれた３組の男女の物語。園監督は「そのテーマのため、出資してくれるところがなく、英国、台湾との合作になった」と完成までの苦労話を披露。「しかし、これからもこのテーマを撮り続けたい」と宣言。客席から大きな拍手を受けていた。