次長課長 日テレ「火曜サプライズ」降板 生活保護受給問題影響か

[ 2012年9月11日 06:00 ]

河本準一(左)の母による生活保護受給問題で「火曜サプライズ」を降板する次長課長(右は井上聡)

 お笑いコンビ「次長課長」が、レギュラー出演する日本テレビのバラエティー番組「火曜サプライズ」(火曜後7・00)を降板することが分かった。

 河本準一(37)の母の生活保護受給問題を、同局側が重く受け止めたためとみられる。11日午後7時から放送される同番組の3時間特番が2人にとって最後の出演となる。10年4月からレギュラー出演していた。

 生活保護受給問題は今年5月に発覚。母を扶養できる収入を得ているにもかかわらず、受給が続いていたことが、週刊誌などで報じられた。会見した河本は「むちゃくちゃ甘い考えだった」と涙ながらに謝罪。6月には受給した保護費の一部を福祉事務所に返還している。

 5月の時点で、同局の大久保好男社長は「今後新たな問題が出てくることがなければ、特に問題にすることはないのではないか」と降板の必要はないとしていた。だが、関係者は「スポンサーへの影響などを考慮して、日テレの幹部が決断した」と明かした。番組をリニューアルする10月改編のタイミングまでの出演とし、波風を立てないように調整したようだ。

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