“連ドラ帝王”谷原章介 61作目10キロ減量でついに初主演!

[ 2012年8月16日 06:46 ]

エリート医師からホームレスに転落する男を演じる谷原章介

 俳優の谷原章介(40)が連続ドラマに初主演する。11月スタートのNHK―BSプレミアム「償い」で、エリート脳外科医からホームレスに転落する役どころ。

 連ドラ出演は61作目。05年1月~08年9月に15クール連続出演記録を持つ“連ドラの帝王”といえる存在だけに、めぐってきた初主演には「やりがいがあります。周囲の期待の声に応えなければ」と意気込んでいる。

 原作は60万部を突破した矢口敦子さんのベストセラー小説。主人公は忙しさにかまけて息子を病死させ、妻も自殺させてしまう。絶望と苦悩の末、孤独なホームレス生活を送る中、研修医時代に命を助けた少年と再会し、不可解な事件に巻き込まれていく。

 両極端な設定を演じ分けることについては「振れ幅の非常に大きな役。バランスを考えながら演じてます」。7月末に別のドラマの収録を終えた直後から、今月上旬のクランクインまで食事制限して約10キロ減量。無精ひげも生やして、痩せこけたホームレスに成り切っている。

 「役の衣装のままコンビニに行ったら、“汚いな~”という目で見られた」と苦笑。「主人公は悪気なく周囲を傷つけ、取り返しのつかない状況になってしまった。視聴者の方に、今ある幸せを感じてもらえるようなドラマになれば」と話している。

 共演は木村多江(41)、芦名星(28)ら。

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2012年8月16日のニュース