岡田准一 丸刈りもOK 初の戦争映画は特攻隊員役

[ 2012年5月21日 06:44 ]

 「V6」の岡田准一(31)が零戦のパイロット役を演じる。映画「永遠の0」(来年公開)で、太平洋戦争の終戦直前に特攻で亡くなった主人公の人生を描いた物語。映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどを手掛けた山崎貴監督がメガホンを取る。

 百田尚樹氏の同名小説が原作。特攻で死んだ主人公の足取りを孫が追っていく設定。家族のために生きて帰ると公言し、臆病者と揶揄(やゆ)されていた主人公が特攻に志願することになる過程を描く。

 岡田が戦争作品に出演するのは初。「家族のために“生きる”ということにこだわった男を演じることで、何かしら感じ取っていただける作品にできるよう撮影に臨みたい」とコメント。役作りのため短髪にする予定で、山崎監督には「5厘刈りでも、2厘刈りでも大丈夫」と丸刈りも辞さない覚悟を見せているという。主人公の孫役を三浦春馬(22、写真(上))、妻役を井上真央(25)が演じる。

 クランクインは6月中旬。リアルな空中戦を描くため、実物大の零戦(幅12メートル、全長9メートル、高さ3・5メートル)も製造する。

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2012年5月21日のニュース