AKB“非選抜組”仲谷明香 総選挙目標は控えめに「63位以内」

[ 2012年4月11日 18:57 ]

「非選抜アイドル」発売記念イベントを行ったAKB48の仲谷明香

 AKB48の仲谷明香(20)が自叙伝「非選抜アイドル」の発売記念イベントを11日、新宿・福家書店で行った。

 過去3回の選抜総選挙はいずれも圏外で、06年のAKB加入から一度もシングル曲の選抜入りを経験したことがない“非選抜組”の仲谷。「二十歳の記念ということで、今までの自分のことを全部書きたくて。これまで選抜に入ったことがなくて、インパクトがあるかな」と大胆なタイトルにした自叙伝。自身の立場を「おもしろい」と思えるまでの過程を描いた話題作は発売2日で3万部の重版が決まり、全国的に品切れ中だ。

 AKB48の卒業を発表したエース前田敦子(20)とは同じ中学で、1年生の頃は一緒に登下校する仲だった。共通の友人から前田がアイドルグループとして活動していることを聞き、AKB48の存在を知った。仲谷は声優を目指して養成所に通っていたが、家庭の事情で断念しかけていた頃で、それぞれが夢を抱いて活動するAKB48のコンセプトを知り、オーディションを受けたという。

 第3回総選挙では第1位としてスポットライトが当たり、センターに返り咲いた前田の隣の席にいた仲谷。あっちゃんの卒業については「AKB48の顔だと思ってるので嫌だなって気持ちと、AKB48の存在を教えてくれた人なので残念」。それでも「後輩のために」と卒業を決めたエースの意思を継ぎ、グループを支える決意だ。

 6月6日には第4回総選挙が行なわれる。過去3回は40位以降は圏外とされたが、今回は64位まで順位が発表される。「選抜まではいけなかったとしても、いけるところまではいきたいですね。64位以内に入ることが目標」と意気込み。「Mousa(ムーサ)」という事務所に所属しているので具体的には「63位(ムーサ)」が目標だという。

 また、あっちゃんに代わるセンター候補としては「(大島)優子さんが圧勝かもしれないんですけど、ゆきりんがそれを追ってくれたらな」と同期の柏木由紀(20)にも期待を寄せた。

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