山田洋次監督が抜てき 荒川ちかは“国際派”の中1美少女

[ 2012年4月11日 08:11 ]

山田洋次監督の「東京家族」に抜てきされた荒川ちか

 山田洋次監督(80)の最新作「東京家族」(来年1月公開予定)に中学1年の美少女が抜てきされた。6歳でデビューし、演技力にも定評がある“国際派”の荒川ちか(12)だ。

 昨年公開のロシア映画「ヤクザガール」に主演し、ルーマニアの国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞。昨年前期のNHK連続テレビ小説「おひさま」でも注目された。

 「東京家族」は故小津安二郎監督の名作「東京物語」をモチーフに現代の家族を描く作品。家族と離れて暮らす主人公(橋爪功)の隣に住み、面倒を見る少女役。山田監督が偶然、最終オーディションに残っていた荒川が出演したバラエティー番組を見たことが決め手。表情の愛くるしさが役柄に合うと気に入ったようだ。5月中旬から撮影に入る荒川は「山田監督の映画に出られるなんて最初はなかなか信じられませんでした。人と人の絆を通して日本の心を伝えられるように頑張りたい」と張り切っている。

続きを表示

2012年4月11日のニュース