元祖はこちら…テレ朝「家政婦は見た!」正月5時間特番

[ 2011年12月23日 09:00 ]

お正月に5時間特番が決まった“元祖家政婦”市原悦子

「家政婦のミタ」視聴率40%

 「家政婦のミタ」の記録的視聴率に触発されて“元祖”がよみがえる。テレビ朝日の看板ドラマだった市原悦子(75)主演の「家政婦は見た!」が、来年1月2日午前6時から約5時間にわたって2話分を再放送。新聞のテレビ欄などで「これが元祖」と一躍人気者になったミタにあやかって作品をアピールする。

 「家政婦は見た!」は83~08年に放送。エリート家庭に派遣された家政婦が、表からはうかがい知れない人間関係をのぞき見るという内容で親しまれた。ミタはこのタイトルをもじり、松嶋がドアからのぞくポスター写真も市原のお約束ポーズにちなんだものだった。

 シリーズ終了後も、主婦層を狙い平日午後帯に再放送されてきた。家族がそろう正月の朝に編成することは、ミタの視聴率がうなぎ上りだった今月上旬に決めたといい、同局では「(ミタを)意識していないと言ったらうそになる」と話している。同局関係者は「ミタはうちの作品を連想させる手法でインパクトを得たのだから、こちらもその話題性に乗りたいところ」と狙いを説明。市原演じる家政婦も、ミタにひけをとらない存在感があるだけに「キャラクターを比べながら見てもらえれば」と相乗効果に期待を寄せている。

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2011年12月23日のニュース