46年で初 千昌夫 イベントに“過去最多”2000人「風化させないように」

[ 2011年11月6日 08:22 ]

初の新曲発売記念イベントを行った千昌夫

 歌手の 千昌夫(64)が5日、歌手生活46年で初の新曲発売記念イベントを行った。

 新曲「いっぽんの松」発売を記念して川崎市の川崎アゼリアで ミニコンサートを開催。同所で行われたイベントとしては最多となる約2000人が詰めかけた。新曲のほか「味噌 汁の詩」や「星影のワルツ」「北国の春」などヒット曲を情感たっぷりに歌い上げて、観客を盛り上げた。

 東日本 大震災で壊滅的な被害を受けた故郷岩手県陸前高田市を歌った新曲について「少しずつ薄れていく被災地の現状を風化させないように、全国の皆さ んの記憶に残すためにもヒットさせて歌い続けていければ」と強く誓った。

 有力視されている大みそかのNHK 紅白歌合戦出場について聞かれると「まだ全く白紙」と苦笑いしつつ「もし声がかかった時は、初めて出場する気持ちで一生懸命歌う」と話 した。

続きを表示

2011年11月6日のニュース